地域の中で行う学習支援において、学びの場にやってくるこどもの学習の進度やつまづき箇所の違いは、頻繁に見られるのではないでしょうか。
「ひとりひとりのこどもに適した教材があればいいけど、教材の種類やボリュームが多すぎる」
「個別にマンツーマンで指導をしたいけど、指導する人数も足りないし指導力に自信がない」
「教材の選び方もわからないし、揃えるにはお金がかかる」
そんな時は、使える道具や技術を積極的に導入してみてはいかがでしょうか。インターネット環境があれば、誰でもどこでも使える教材はいくつもあります。
中でも特にオススメは、動画を使い自分のペースで学習を進められるサイト『eboard』です。
eboard(いーぼーど)とは?
「学びをあきらめない社会の実現」をミッションに掲げる、NPO法人eboardが運営している学習サイトです。インターネット上で解説動画を見たり、確認テストを受けたりしながら、自分のペースで学習できる無料教材を提供しています。
サイトURL:https://www.eboard.jp
eboardにはどんな教材があるの?
教材は常に改良が加えられており、今後、教材の内容が改訂されたり、内容が増えたりするなどの変更がある可能性があります。各単元は映像教材(解説動画)と問題集から構成されており、ユーザー登録(無料)を行えば、確認テストを受けることもできます。
2018年1月現在は、以下の科目の教材があります。
※単元によっては、現在準備中のため一部教材が抜けている単元もございます。
・小学生:算数
・中学生:数学、理科、社会、英語
・高校生:数学I
eboardを使うメリットは?
☑︎インターネット環境さえあれば、いつでもどこでも学習が可能です。
☑使用は全て無料。ユーザー登録(無料)を行えば、学習の記録を残すこともできます。
☑全単元に解説動画があり、分かりやすくていねいな映像授業で、つまづきの解消にも最適です。
☑動画も「テキスト」も、繰り返し活用できるので、基礎・基本を固めたり、予習や復習を繰り返したり、ひとりひとりに適した形で勉強できます。
「テキスト」データのダウンロード方法
eboardでは、「テキスト」といわれる、印刷して書き込める問題集のデータも提供しています。以下に、「テキスト」データのダウンロード・印刷方法を掲載していますので、適宜印刷して使用してください。
① インターネットでeboard(いーぼーど:https://www.eboard.jp)のサイトを開きます。
② トップページの上にあるアイコンの「教材を見てみる」(もしくは「教材を見る」)をクリックします。
③ 左側に表示されている学年と科目のうち、見たい科目を選んでクリックします。(例:小学生 算数)
④ 各学年(もしくは分野)ボタンをクリックすると対応する単元が表示されます。(例:小5)
⑤ 単元名の左横、丸い鉛筆マークをクリックすると、その単元の細かい内容(教材データ)が表示されます。(例:体積)
⑥ 右下のグレーの文字、「テキスト」をクリックすると、その単元の問題プリントのデータが表示されます。印刷して、教材をご使用ください。
※インターネットを全画面表示で開いていないと、うまく項目が表示されない場合があります。
また、スマートフォンの場合も「テキスト」のアイコンが表示されません。
「テキスト」を利用する場合は、PCから大きな画面でページを開くようにしてください。
※単元によっては、現在準備中のため「テキスト」がない単元もございます。